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2011年7月25日月曜日 岩手県立盛岡視覚支援学校フロアバレーボール交流会


東日本大震災で被災された東北地域の視覚支援学校(岩手、宮城、福島)に連盟としてフロアバレーボール公認球を2個ずつお贈りすることと致しました。7月25日、連盟の醤野副会長が、盛岡視覚支援学校の生徒さんと直接交流する機会をいただきましたので学校で贈呈式をさせていただきました。

盛岡視覚支援学校は、東北地区大会で6連覇中の強豪です。ただ、ルールは、フロアバレーボールのものと1点だけ異なります。それは、男性後衛プレイヤーはスパイクを両手で打たなければならないという点です。東北では、女性が中心でフロアバレーボールが行われてきた経緯があるため、男女が同じレベルでプレイをするという意図があるそうです。

交流ゲームの感想ですが、非常に苦戦しました。両手でスパイクを打つというのは想像以上に難しく、スパイクというよりはトスを返しているという感じでした。

サーブも両手打ちですので、前衛に入れてしまうとチャンスボールになってしまいます。生徒の皆さんは前衛を上手に使ってゲームをされていました。普段、後衛ばかりで早いスパイクを打ってゲームを組み立てている私にとっては非常に良い勉強になりました。

顧問の先生にお伺いした話では、生徒の数が少ないため、夏まではグランドソフトボールを行い、その後フロアバレーボールになるそうです。盲学校におけるフロアバレーボールは地域によってルールが違うことや、学生の全国大会がないという点も普及の課題となりそうです。

今後は、これらの問題に対しても力を注いでいかなければならないと感じました。

日本フロアバレーボール連盟副会長 醤野隆行

バレーボール贈呈の様子


交流ゲームの様子    試合後の挨拶の様子